重量ブキ信者による重量ブキ解説vol.3 (リッター4K)

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説明・考察

リッター4Kについて

無印の頃からあるチャージャー種の1つ。荘厳な見た目さながら、チャージャー種唯一の重量ブキであり、重量ブキ随一の撃滅性能を誇る
リッターは射程、攻撃力、弾速、その全てが他のブキを超越しているので、1つのブキを除いてほとんどのブキをアウトレンジから一撃で葬り去ることができ、その圧を常に相手に押し付け続けることが出来る。これらの要素が、リッターを重量ブキたらしめる要因であり、確実に相手を沈めるイカ(タコ)ちゃんの姿は正しく死神。
然し、チャージャーという性質上、前述の撃滅性能の発揮や圧をかけるためにはプレイヤー自身の技量に依存する。また、重量ブキ故の燃費の悪さや1.533秒のチャージ時間、これらに慣れなければ塗りもキルも出来ない木偶の坊と化す。

※この考察は5.7表記と3,9表記を併用します。5.7表記の後ろに括弧書きで3,9表記を使用します。また、「インクロック」等のスプラ専門用語を使い、一部の用語は略称を用いるので、分からない単語は適宜調べてください。

リッター4Kの基本的な立ち回り

基本的にはリッターがやる事は唯一つ。重量ブキは疎か全ブキの追随を許さない撃滅性能で相手をキルし、且つ撤退を強制させることである。それを遂行する為には隙を見せた相手を瞬時に沈めるエイム力が必須となる。
そんな有り余る撃滅性能を持つリッターだが、逆に言えばそれ以外の性能はからっきしである。ノンチャはある程度塗れるとはいえ、大して綺麗に塗れない。よってやはり仕事は相手をキルすることである。何度も言うが、リッターは相手を撃滅することこそが義務であり責務である
では、その撃滅性能を押し付けるための立ち位置だが、具体的には「状況不利」を「圧倒的状況不利」にしない場所で戦うこと。スプラチャージャーやソイチューバーの様に、前線のすぐ後ろで援護する形では相手のSPで前線諸共吹き飛ばされかねない。リッターは重量ブキ、如何せん機動力は低いからだ。
また、リッターがデスすることはできる限り減らさなければならない。リッターは一人で前線全体に圧をかける、つまり相手からすればリッターが居ないだけで前線を押し込みやすくなる事と同義。一つのデスで戦況が悪化することが多いにある。相手と近接戦闘や多対一にならないよう、相手の位置は常に把握し続け、更に同じ場所に留まり続けないことも大切である。尤も、それを防ぎたいなら相手をキルすれば良い話である。
と、まぁここまでエイムがある前提で話を進めたが、今作に於いては多少であればエイムに自信がなくても問題はない。何故ならば、今作は相手が到達できる高台、即ちリッターが陣取る場所に容易に干渉できないからだ。これはステージの構造上であり、相手の技量はほとんど関係がない。そのような場所に居れば、一撃目を外したとて二撃目、三激目もチャージが可能であり、そのどれか一発でも当てすればリッターは仕事をした事になる。かといって、外しまくるのは良くないし、真のリッター使いになりたいのならば撃ち漏らしは無くすべきである。かく言う筆者も撃ち漏らしは多い、それは口が裂けても言えない。

ギア構成

デスペナ

デスしにくいリッターとかなり相性が良い。このギアの真価はスペシャル減少量の増大であり、相手の打開を遅らせることが出来る。しかし、自分がデスすれば相手に与える以上のペナルティを自分が受けることになる。よってリッターにあまり慣れていない人にはオススメ出来ない

対物

相手のホップソナーを一撃で、カニタンクすら二撃で潰すことが出来る。このギアがあれば相手のSPのメタとして活躍もできるようになる。特にバレルスピナー相手には、メイン、サブ、スペシャル、その全てを完封出来るようになる。

メイン効率1.0(1,0)

重量ブキ御用達ギアその1。これがあれば4発を5発に増やせる。GP2.2(1,4)を積めば6発にも出来るが、筆者は対物を積みたかったのでGP1.0(1,0)とした。ギアパワーの並びが綺麗だからと言う理由で、GP1.9(1,3)にするのはかなり勿体ない。

イカ速0.9(0,3)

重量ブキ御用達ギアその2。リッターは重量ブキなので、デフォルトでイカ速が遅い。せめて軽量ブキの素のイカ速に追いつく為にこれだけ積んだ。リッターはかなり狙われるので、GPに余裕があるならばもう少し積んでもいいかもしれない。

ジャン短0.9(0,3)

リッターにとってキルができない時間はかなり無駄なので復帰の短縮の為に採用。もちろん、デスしそうになったら即座に逃げれるようにする為でもある。正直GP0.9(0,3)でも足りないんじゃないかと思う節があるが、世論的にはGP0.6(0,2)でも大丈夫そうだ

インク回復0.9(0,3)

リッターは(重量ブキの癖に)インクロックがほとんどない。故に、このブキとはかなり相性がいい。また、前述の通りリッターは同じ場所に留まるほどリスクが伴う。そのリスクを軽減する為に立ち位置を移動する際、インクを回復しやすくなるこのギアは、言うまでもなく相性が良い。

ギアパワー候補

スペ減0.3(0,1)

自身に降りかかるデスペナのペナルティを少しでも軽減したければ付けるべき。筆者も付けるべきなんだろうが、ギアの並びを崩したく無いが為に渋っている。

スペ増1.0(1,0)

何時ぞやのアップデートでSP必要ポイントが10増え、210pとなった。それを補うためのスペ増である。入れ替えるなら対物か。

サブ軽0.6(0,2)

これはいつかのアップデートで強化された。リッターはボム類を投げ入れられることが多いのでその対策として。意外とこれがあれば、爆風に巻き込まれてデスすることが減る。

最後に

イカがでしたでしょうか。今回は蛇蝎の如くヘイトを買っているリッター4Kの解説でした。筆者は4Kスコープの方が持ちブキで、リッター4Kを持った暁には全く当たらず戦犯をかますのが定番になってます。いや…スコ有りがスコ無しかってだけで凄い変わるんですよ…まじで…。
そして筆者個人として、早急にラグやステージ構造が見直され、リッター4Kに向くヘイトが多少なりとも少なくなればと思ってます。
それでは、良き重量ブキライフを!

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前回はこちら

重量ブキ信者による重量ブキ解説vol.2 (ハイドラント)

次回はこちら

重量ブキ信者による重量ブキ解説vol.4 (4Kスコープ)

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  • 更新日:
楪 霈

「楪 霈」で「ゆずりは ひさめ」。重量ブキしか使わない、重量ブキ信者。「重量ブキこそ正義」と謳っている。

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