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説明・考察

(概要)
ハイプレの弱体化でゾンビ全線と
アーマー、塗り枠としてのわかばが流行っている現環境で、
スシコラ、リール、プライムに次いで採用されやすい
クアッドホッパーの野良用結論ギア。
対抗戦ではリベゾンステジャンの方が安定するので注意。

(背景)
ホコヤグラでは依然猛威を振るうハイパープレッサーだが、
障害物による威力減衰と
ギアパワーの対物攻撃力アップの効果が乗りにくくなったことを受けて、
スシコラなどの爆発力のある前線武器をゾンビステジャン(+カムバorリベンジ)で2枚採用する編成や、
返しのアーマー枠としてわかばシューターを採用する編成などが注目されている。
主に対抗戦で取られる戦術だが、
野良にも前環境と比較すると前線武器が多く見られるようになった。

(ギア説明)
メイン性能3.6
擬似3確調整。99.9ダメージに調整しているのは、安全0.2積みの中射程武器が多いためである。

イカ速0.2
カムバを切っているので最低限。
スライドを多用するため採用しない構成も多いが、ジャン短ステジャンも切っているため、歩きで前線復帰する際や同射程対面で活きる場面が多いため採用した。

爆減0.1
スパ短、安全、スペ減を差し置いて採用されたギア。アーマー武器と非常に相性がよく、スライドでのボム事故を防いだり、ジェッパを強引に狩りに行く際にも力を発揮する。

以下01ギア不採用理由。
ジャン短
ステジャンと合わせて不採用。クアッドはマーカーで釣ってスパジャンチャクチ→対面という動きが強いので、ジャン短採用時より長く相手のヘイトを買うことで大きなリターンが見込める。
広いステージやヤグラアサリなど、スパジャンの需要が高い場合は採用しても良い。

安全
クアッドが安全をいくら積もうが、自身のスライドとキルタイムのせいでスリップダメージは避けられないため、いっその事不採用にした。

スペ減
スペシャルが弱いので積む意味なし。

(立ち回り)
野良で気をつけたい武器として
1.短射程武器、2.中射程武器、3.対面拒否武器
の3種類に分けて考えていきたい。

1.の短射程武器に関してはゾンビを積んでいることが多く、裏取りからのキルや、スペシャルによる連キルなど、ワンチャンスを掴むような動きを警戒したい。

2.の中射程武器はリールプライムデュアル黒洗濯機などを指す。キル能力が高く、サブやスペシャルも優秀で、編成の要になることが多い。

3.の対面拒否武器は前述の1(2も含む)に対してのメタとして採用されやすい、傘系統やスピナーチャージャーである。わかばもここに入る。前提として対面性能や圧倒的な射程差で負けているため、今回は重く見ずに考える。

以上の3タイプの武器種は上から順に対策の優先度が高い。

まずゾンビ前線武器に対して、
クアッドは立ち撃ちが非常に弱く、スライド前提での戦いになる。
この時、多くの短射程に有利を取ることが出来るが
ルールやステージによっては相手のキルレンジまで入り込まれるケースも少なくない。
そこで、擬似3確調整をすることで相打ち以上の対面を増やし、
試合全体で人数差をキープ出来るような立ち回りが出来る。

しかし、リールプライムデュアル黒洗濯機などの
中射程武器相手となると、
絶妙な射程差や、クアッドの敵インクを踏みやすい性質により
擬似確等のキル性能の差で撃ち負けることが増える。
そこで、前述のわかばシューターなどの
アーマー武器が増えていることを考慮し、
アーマー用に爆風軽減を0.1積んだ。
常に味方にアーマー武器が引けるは訳では無いが、
ジェットパックの遠爆風や、後述のキャンピングシェルター対策のボム持ち武器に対しても
強気に立ち回ることが出来る。

最後に傘系統、スピナー系統、チャージャー系統について、
これらの武器とは相性が最悪である。
クアッドはDPS(単位時間当たりのダメージ数)が非常に低く、
傘系統に対して非常に弱い。
更に、スライド後の硬直も全マニューバー中最も長く、
スピナーとチャージャーの格好の的である。
以下、筆者なりの「どうしようもない時」の立ち回りをまとめたので、参考になれば幸いである。

傘対面
負けて元々、相打ちで御の字である。
正面にロボムを置き、4回スライドを使い切ってでも背面に回り込む。こうすることで、こちらを振り返って展開した傘の裏からボムが爆発し、倒せるという寸法である。当然直撃やトーピードでこちらが挟まれるとアウト。なるべく味方と挟みたい。

スピナー
特にクーゲル対面が非常にキツイ。リチャージの隙がある他スピナーならばまだしも、クアッドのキルタイムだと裏取りからでも人速と短射程モードで切り返されることがまれにある。特に安全靴をガン積みしている事が多く、まさにクアッドの天敵であるが、やはりチャージしなければ弾がでないという性質上、対応力は他の武器種と比べて低いため、崖下や角などの定番の潜伏位置以外(小さなオブジェクト裏、普通の通路でのガン待ち)からのキルを狙いたい。

チャージャー
どうしようもない。曲射とロボムで適当に圧をかけて、
仕事をさせないことくらいしか出来ない。
編成における、求められる仕事量としては
クアッドとチャージャーではチャージャーの方が圧倒的に大きいため、
キルできなくても(最悪キルされても)ヘイトをかうだけで
相対的に仕事をしていると言える。
そもそもチャージャーと見合う状況として、
完全に抑えているか抑えられているか
のどちらかなので、割り切って突っ込もう。

わかば
実は立ち撃ちだけでいえば
クアッドは集弾性能が極端に低く、
わかば並のキルレンジになってしまう。
相手には優秀なスプラッシュボムと足元塗りの強さがあるが、
擬似確調整の恩恵として、アーマーが1発
(曲射や威力減衰で2発?)で割れるため、
しっかりとスライド後の射程を意識し、
落ち着いて対面したい。

(まとめ)
クアッドにとって非常に苦しい環境が続いて来たが、ここに来てようやく前線が息を吹き返した。クアッドにおいて多くの「定番」と言われるギアを見送り、新たなコンセプトで構成を再考した。ゾンビ以外のギアを試してみたい、野良でクアッドを本格的に運用したいという同志の参考に少しでもなれば幸いである。

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  • 更新日:
アラタ

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